027208 ランダム
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ふうこのひとりごと

ふうこのひとりごと

2回目

「愛ではなく、親切にしてやりなさい。」
斎藤 環先生という、ひきこもりに関して有名な先生の言葉だそうだ。
子供が自分で乗り越えるべきことを親がやってしまうのは、愛ではない。おせっかいではなく、親切にしてやりなさい。自分の子供が客観的に見れないのは、エゴが入るから。

前回、子供の課題と親の課題を分けて考える、ということをやったが、共同の課題にするにはどうすればいいか?
1言葉に出して、相談、依頼する。
  子供が、言葉に出して依頼するのが大事。本来、子供の課題は子供にやらせる。たとえば宿題など。
2共同の課題にするか討論する。
3共同の課題としてとりあげれば、協力して解決策を探す。
   
本来は子供の課題に親が口出しするので、トラブルの原因になる。言うことをきかせようとするから、トラブルになる。自分の課題、相手の課題をはっきり分ければ、世の中のトラブルの半分以上は減る。

親の課題と共同の課題に対してどうすればいいか?
1なるべく放っておかないで相談にのる。
2親が解決しない。
3共同で行う。
4感情的にならず理性的に話し合う。
「支配する親」から「援助する親」へ
子供の課題だけど親は援助することはできる。子供の課題は援助することが大事。

子供の好ましくない言動の4つのパターン
 子供が問題行動を起こすには目的がある。
第1段階 関心を引く
第2段階 主導権を握ろうとする(権力闘争)
第3段階 復習する
第4段階 無気力を示す
問題行動ではないけれど、0段階もある。ほめられたい、ほめられるためにやる。

好ましい親子関係を築くために必要な4つの基本的要素
1相互の尊重
2子供と楽しい時間を作る
3勇気づけてやる気をおこさせる
 勇気づけは、ほめるのとは違う。うれしい気持ちを素直に言ってやる。
 共に喜ぶことは勇気づけになるけど、共に悲しむ(同情)は勇気づけにならない。
 子供の持っている長所や能力を認めてやることが基本。
4愛情を伝える
 特に子供たちが予期していないときに愛情を伝える言葉をかけたり、やさしく体にふれたりする。

これは、アドラー心理学の考え方で、ひとつの考え方であり絶対ではない。

以上、私が聞いてきた内容です。自分の課題と相手の課題を分けて考えること、そうすれば人間関係もずいぶんよくなると思います。知っていても実行するのは難しい。でも知っていればやってみることはできるはず。


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